日本縦断23日目~ニートと天皇陛下の巻~
日本縦断の旅も今日で24日目ですか。
この日は、昨晩の暴飲暴食がたたり、二日酔いでのスタート。
目が覚めた時には、カプセルホテルの自分のカプセルの中に、
フライドポテトまみれになっている自分を発見しました。
いつ買ったのか記憶にありませんが、
フライドポテトまみれで起きるというのは人生初の体験です。
今日は東京観光の日と決めていました。
荷物をまとめたり、選択したりして、
ホテルを出発したのは昼を過ぎてから。
東京で見るべき場所といえば2箇所しかありませんね。
まずは皇居にお邪魔します。 The house of Heika.
イエス ユア マジェスティ でございます。
お堀と記念撮影。
「チャリで来た。」
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東京大空襲を生き延びた奇跡のいちょうです。ありがたや。
めたにぃは、一般住民10万人を計画的にジェノサイドしたかの国を許しません。
まあ、ニートに許されなくても、痛くもかゆくも無いでしょうが。
ゲート オブ パレス の前にちゃりを止めてすすみましょう。
途中で警備員さんに呼び止められ、背負っている巨大なリュックのチェックを受けました。
危険な物は持っていませんので、無事クリアーしました。
すごく、強そうな門です。 1ターン毎に近づいてくる門(FF4)を思い出しました。
まさか東京にこんなに緑があるなんてなあ。
とても綺麗に整備されています。近所にいたら毎日来たいですね。
これは陛下が手ずからお植えになられた松でございます。
その高貴な松と・・・・
握手させて頂きました。
陛下と間接握手です。恐れ多い事ですが・・・
ニート感激!
陛下への謁見が完了したので、皇居を後にして、
もう1つのスポットへ。
東京で見るべき物はあと一箇所しかないですね。
そうです靖国でございます。
いつ見ても立派な大鳥居。
参拝の方も多いです。晴れてすがすがしいです。
靖国に参拝する時、皆さん目にすると思いますが、お社に向かって左手に英霊の遺書が掲げられています。
いつもそれを読むと涙が出てしまいます。
この日掲げられていた遺書には、御両親への感謝と、
「再び生まれたなら膝下に参ぜん」
との言葉が。
先の大戦を前後して、世界は大きく変わりました。
我が国が外交戦略や対外政策に失敗を犯したのは事実です。
しかし、
植民地主義の時代を終焉させたのは、
当時の先人の努力あってのものです。
いずれ、先の大戦が真の「歴史」となる程に時が進めば、
当時、我々の祖先が果たした歴史的な偉業が客観的に評価されるものと考えています。
先の大戦を転換点として、
世界から植民地支配が一掃されたのですから。
・・・などと柄にもなく物思いにふけっていたニート。
ふと見ると、境内で菖蒲まつりが開催されていました。
しょうぶの美しさでしょうぶするなんて、洒落てますね。
靖国で参拝を終えたニート。
遊就館に立ち寄りました。
タイプゼロですね。強い兵器とは美しい物です。究極の機能美というものでしょう。
戦艦大和が敵国の将から「美しい船だった。」と評されたのと同じように。
さて、靖国で大量の水分を失ったニートですが、
東京で見るべき物を全てみたので旅に戻ります。
東京からは一気に北上して三国峠を越え、裏日本に至ります。
荒川沿いに進んでいくニート。
荒川アンダーザブリッジでは球児が汗を流していました。
「出口のない海」を思い出してさらに水分を失ってしまいました。
ですので、アイスを食べます。
そしていつものマクド様で自転車のバッテリーの充電と、水分補給。
「・・・あと、水下さい。」を平気で言えるニート。
ノーと言える日本人並みに大胆な発言も可能。
関東平野は自転車が漕ぎやすくて良いですね。
川沿いの道を進んでいきます。楽しいなぁ。街と川と夕日。最高のシチェエーション。
日が暮れてきました。今日はキャンプの予定です。しかし、予定していたキャンプ場に行くと、
「今日はもう受付終わったから」とのこと。
仕方ないのでどこかテントをはれる場所を探します。
「ここをキャンプ地とする!」
暗くなった頃に漸く寝床を確保できました。
本日の走行距離:56.47Km
累計走行距離:1493.81km
計画距離:3102.37km
宗谷岬まで残りあと:1608.56km
経過/計画日数:23/40日
残日数:17日
コメント:今日は東京見物をしたので、距離は稼げず。この頃から少しずつ焦り始めたニートです。実は、この辺りまでは当日の目的地も前日に決めて、適当に進んでいました。
しかし、これからは計画を立てねば間に合いそうにありません。